2019年03月31日

2019/3/22-31らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


3/23『新兵隊やくざ 火線』松山照夫(河村)
*ギョロリとした目がインパクトな役者さんだが、
今作ではそーゆーシーンはないので、そうは描けず。
しかし松山さんに見えるのは、配置が当っているから目の。
似せるためにはパーツの「配置と形(とサイズ)」が肝心なわけだが
どちらかと言われれば「配置」の方が重要です。
映画:大映の兵隊やくざシリーズは尻切れで終わってしまったせいか、
主演勝新太郎自らの会社で制作し東宝で配給した最終作。
その意気や良しなのですが、内容は、、、。


3/24『第50回高校野球選手権大会 青春』監督と選手(役名なし)
*複数の人物を1枚に描く時、用紙に入りきらないと当然困る。
下書きをする似顔絵なら問題ないが、下書きをしないで描く場合は
最後に描き入れる人物がとんでもなく小さくなってしまう大事故がある。
それを防ぐには、人物の顔下半分の輪郭と顔の中までを描くが頭は描かない、
のを複数人数分描いていって、最後に頭を描く。(文で書いても分かりにくいか)
上の人の顎が下の人の頭の上に乗っかってるような絵になる場合もあるが、
写真ではなく絵、肖像画でなく似顔絵なので、そんなに気にはならない。
その描き方にしても、一番大事なのは最初に描く人物を用紙のどこにどの大きさで
描き始めるか、が全てとなるので最初の人物の線を入れる時は慎重に。
映画:高校野球ドキュメンタリー映画。テレ朝の激闘甲子園みたいなもんなのですが、
見事に市川崑映画になってます。崑ファンは見よう。


3/25『おたずね者キッド・ブルー/逃亡!列車強盗』デニス・ホッパー(キッド)
*「これのどこがデニス・ホッパーだよ!」と聞こえてきそうな絵ですが、
老練のアブナイ怪優時代でもなく、有名になったイージー・ライダーの髭マッチョでもなく、
デビュー間もない美少年時代でもないデニス・ホッパーを見たことはありますでしょうか。
そんな貴重な時期のデニスさんを敢えて描きました。
ポイントは、もうアブナイ感じが入ってるデニスさんですので瞳孔をずらして焦点を合わなくさせてる。
更に瞳孔の円を環状させてなく線を繋げてない印象化してある点。
映画:「アメリカンニューシネマなナイーブ主人公もの西部劇」と思って拝見したら、
ラスト近くでコメディーなのかコレと気付く。邦題で臭いと思わなければならなかったが、
時々ありますよね洋画で、コメディーなのか見始めは気付かないのって。


3/26『ル・アーブルの靴みがき』カティ・オウティネン(アルレッティ)
*似顔絵はモデルから何を『感じたか』が重要。
感じてないものを描くのは、単純作業でしかなく描いてて面白くもない。
そんなんで描かれた絵が面白いわけがない。
『感じて』ください。
映画:単館お洒落ロードショーってな感じね、と思って見たが
まあそれであってると思う。


3/28『大奥絵巻』荒木道子(妙心)
*犬顔おばさん。犬顔と指す要因の一つには口元がある。
口と鼻の距離があり膨らみもある。且つ人中が目立つ口元だとそう見える。
犬顔だと『感じた』ことを『考えて』分析してみるわけ。
そうすると自ずと何をどう描けばいいのか分かるようになる。
映画:大奥ものはモロに女性客狙いの作りが鼻につくのだが、
今作は山下耕作演出によりストレスなく観られるものになっていた。


3/29『追想』ロミー・シュナイダー(クララ)
*まあ似ちゃあいますがそれだけ。面白くない。
毎作毎作目を見張るような記号化や印象化が出来るわけではない。
だったら線が綺麗だとかの付加価値を入れるべきなのですが...。
映画:邦題からだと文芸作か大人の恋愛モノと思ってしまいますが、
実はハード&バイオレンス映画。なぜこのタイトル?映画自体が追想で
構成されてるから。それがまた見事なのです。


3/30『サンダーボルト』ジェリー・ルイス(グディ)
*これも似ちゃあいますが、な出来なのだがロミーさんのに比べればマシ。
目と眉辺りが記号化と印象化がちょっとされているから。あと体。
ちっちゃーく描かれているから愛嬌が出る。テクニックとも言えない極々
簡単で当たり前なことなのですが。
映画:観てて後味の悪いクライムロードムービー。


今週の一枚
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
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2019年03月22日

2019/3/15-21らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
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3/16『海峡』青木峡子(峡子)
*不幸な芸名を付けられた当時のアイドルさん。
アイドルなど若い可愛い女の子の似顔絵を苦手とする
人は多いです。これは特に目立って大きかったり小さかったりする
顔のパーツが見つからない(分からない)からと思われます。
似顔絵の描き方をパーツの誇張としか理解していないからでしょう。
目立って大小ないパーツの顔であるならばそのサイズで描けばよく、
配置も的確に置けば、少なくとも面白くはならなくとも似せられている絵にはなる。
無理にパーツを誇張すると大体痛い絵になります。
映画:一度観るや色々ツッコミたくなる映画。
1つだけに絞ると「高倉健のネーミングセンス」


3/18『侠客の掟』有川正治(宮武)
*有川さんに成っている(と言ってもどれだけの人が分かる事やら)
絵ではある。しかし有川さんのイメージ=強面脇役悪者ヤクザか侍
感がないからでしょう。これは今作での役が、珍しく大人しめの
ヤクザ役(それでもやっぱりヤクザ役)だったので、どうにも凶悪さは
入れられなかった。仕方ないっちゃ仕方ない。
映画:脚本家だがわずかにも監督をしていた鳥居元宏。その少ない監督作は
どれも面白い。今作も傑作です。


3/19『決着』路加奈子(マリ子)
*上記「目立って大小ないパーツの顔であるならばそのサイズで描けばよく、
配置も的確に置けば似せられてる絵にはなる。」なのが彼女を描いた
この絵のこと。似てるだけでなく、面白さもちょっと入っているのは
役柄の愛嬌ある表情が描かれてるから。キャラが入っているってこと。
映画:なかなか珍しい群像劇仕立ての任侠モノ。珍しさだけでなくまずまず面白い。


3/20『経験』賀川雪絵(十志子)
*賀川さん描くの2回目。前回の復讐戦ってところで、似ちゃいるんだが
本人に負けてる。絵の面白さが本人に及んでない=現せきれていない。
面白いっても賀川さんが思わず笑っちゃう爆笑顔してるわけではないですよ。
今回も今ひとつな出来。
映画:東映東京ソフトエロ映画。主演の大原麗子が頑なに裸になるのを
拒んでいるのがヒシヒシ伝わる。そんなんならこんな映画に出なきゃいいのに...。


3/21『悪名太鼓』若松和子(お徳)
*髪の毛の描き方を、一塊のようなブロックで描くか線で描き現すか、
なことで後輩同士が論争になったそうだ。
答え:似てればどっちでもいい。そんな不毛な争いをするのはお互い
似顔絵を描くことと一枚絵のイラストを描くことと一緒にしちゃってるから起きる。
似顔絵にとっては誠にどうでもいい話。
映画:同じ勝新のシリーズ映画「兵隊やくざ」シリーズの劣化に比べれば
保てていたこのシリーズも苦しくなってきたシリーズ9作品目。


今週の一枚
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2019年03月15日

2019/3/8-14らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
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3/9『裏切りの荒野』ティナ・オーモン(カルメン)
*似てるっちゃ似てるが、線が雑。
つまり似顔絵の『似顔』としての通知力はあるが
『絵』としての魅力に欠けてるわけ。
私の描く似顔絵の多くは
『似顔>絵』
になってると思う。
似顔絵似せるのに画力は関係ないので、
「絵が下手だから」と諦めることはありません。
因みに世にいる似顔絵描きの描いてるものは
『似顔<絵』
が多いです。『似顔=絵』が理想だが、どちらのレベルも高いことを
前提とするとなかなか難しいことなのです。
映画:マカロニウエスタンの人気キャラ「ジャンゴ」を演じた
フランコ・ネロが実に情けない主役で、ファンは悲しくなったことでしょう。


3/11『裸のジャングル』ベラ・ランドルズ(少女)
*目を黒く塗り潰す=白眼を描かない目の描き方を選択する場合。
全部塗ってしまわないでハイライトを残す
〜つまり黒の中に白い丸を残す〜ように塗る。
敢えてそうしない、黒く塗り潰す場合もありますが、
意志のないような相当怖い顔になります。
まずは白丸残すように塗って、どうしてもしたいってんなら、
塗り潰す、な順序にした方が間違いはないでしょう。
映画:犯人逮捕劇などをマンハント映画って言いますが、
もう本当にマンハント映画とは今作のこと。傑作。


3/12『渚にて』エヴァ・ガードナー(モイラ)
*上記ハイライトについて書きましたが、この絵の場合は
黒目の中の中心にハイライト=白い丸を残してある。
これは実際そこに光の反射が見えたわけではなく、
虹彩と瞳孔の色彩差を大きく感じた場合か、
目の強さなどを感じた場合に使う印象化。
映画:タイトルだけでは何の内容か全く解らない、
近未来終末映画。


3/13『黒い指の男』萩原満(殺しの鉄)
*分かり易すぎる程の悪者格好した役。
見た目そら怖いんですが、映画内キャラな怖さ、
つまりウソな怖さってことで、本当には怖くない。
その分かり易過ぎるウソな怖さがユーモラスに見えるので、
怖さの中にも愛嬌がある絵にしてあるわけ。
映画:偉大な映画スター高倉健。その若い頃の東映東京制作の
低予算現代劇は、「あのケンさんが」と、目を疑うシーンが
随所に見られて実に楽しい。今作ではラーメン屋の出前姿。
全く似合ってません。


3/14『野獣の青春』江角英明(三波)
*最近の漫画やアニメ、ゲームの人物絵から影響受けた人の描く似顔絵。
色々問題をはらんでいて全部ここで書く気はしないのですが、
一つ言うと、目を大きく描くこと。形と配置に気を付けるよう言っても
サイズをデカく描いちゃってる。形って意味の中にはサイズも含まれている
つもりだったのだが、最近は「形と配置と大小」と指導するようにしてる。
映画:奇抜な演出の鈴木清順。凄いけど鼻につくところもあった。
今作はそんな外連味は抑え目で、見易くなっていて娯楽要素アップ。


今週の一枚
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
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2019年03月08日

2019/3/1-7 らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


3/2『べらんめぇ藝者と丁稚社長』小塚十紀雄(ホテル支配人)
*この小塚さん、描くの2回目らしい。今初めて知った。
今回のは相当小さい写りの映像から描いたものなので、自身が無かった。
しかも真横向き構図&見栄えを意識した記号化は、下手をすると
単なるイラストに堕してしまいがちでもある。
前作の自分の絵と比べてみると、パーツ配置は2枚の絵とも共通してる。
ホッとしました。って自分の絵で答え合わせかよ!
映画:美空ひばり主演のコメディ人情映画。もう本当小さな作品シリーズなのですが、
今作は監督渡辺邦男脚本笠原和夫の職人仕事が地味に光ります。


3/4『忍者狩り』あべ静江(美保)
*まあ、記号化もしてあるし表情も出てるのでありますが、
もう一考欲しいところ。こう毎日毎日描くのを日課にしてると、
金をもらってるわけでもないので、どうしたって早く描いてしまう。
描くこと自体は数分なのですが、どういった絵にするかっていう設計=アイデアは
一瞬で出るときもあれば出ない時もある。面白いものを作り出すには
時間が必要って時もある。(面白くする必要がなければ時間はかからない)
その時にどれだけ頭を撚れることができるか、そこがこの一連のらくがきには
欠けているのです。諦めちゃうのよね。だからラクガキって言ってんだけど。
ドラマ:同名に映画版がありますが今回見たのはTVドラマ版。
なんか映画版にそっくりだなーと思ってたら、監督も脚本も映画と同じだった。


3/5『コンドル』トーマス・ミッチェル(キッド)
*似てるし役のキャラも入ってる。記号化もしてあり
肖像画ではなく似顔絵になっており、まあまあだが、
用紙に対し絵が大きく描ききれてないことと、
線が拙いために本当にラクガキにしか見えなく損をしている。
映画:タイトルだけでは何のことやら全くわかりませんが、
ざっくり言えば航空映画。1939年と無茶古いが
娯楽要素と演出技術が詰まってる名作。


3/6『魔性の夏 四谷怪談』森下愛子(うめ)
*若い頃の森下さん、と(勝手に)言えば、
人間不信な目つきと面積のデカイ顔。
「人間不信な目ってどんなんだよ」と言われそうですが、
今作の役は狂気の入ったキャラなので、目つきもイっちゃった
ようなので描いたので人間不信さは描けず。また次回の機会に、ですな。
映画:時代劇に新風を、ってことでのでしょうか、
時々ある奇抜な演出の時代劇映画。大体が止めときゃよかったのに、
なシロモノ。今作も御多分に洩れず。


3/7『カジュアリティーズ』ツイ・ツウ・リー(オアン)
*映画観た人ならわかるのでしょうが、
無茶苦茶理不尽な目に会うヒロイン、を選んで描いた。
のですが、辛かった。何が辛いかって、とにかく悲惨な泣き顔しか
ない役なので、「面白くなければ似顔絵ではない」のですが、
少なくとも「面白い=滑稽」な面白さは出しようがないので、
無理矢理明るく描こうとしてるカンジ。今描くのだったら
別の「面白さ」の方向性で描くでしょう。
映画:邦題タイトルを字で見ると何とも軽そうな内容と
思ってしまいます。原題「Casualties of War」を素直に
訳しておいた方がマシ、な戦争被害者映画。


今週の一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
posted by にがおえやさん at 20:12| Comment(0) | 映画似顔絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月01日

2019/2/22-28らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


2/23『復讐の用心棒』ロバート・ウッズ(ペコス)
*映画を観た人なら知ってるでしょうが、相当キレた目が印象に残る
役者だった。因みに、役者名をググって写真探しても映画上でのキツイ目で
写ってるのが無い。(ので、写真見て描いた絵をみてもピンとこない=似てないとしか思えまい。)
しかし問題は、そのキツイ目が描き現せているのか〜写実じゃなく似顔絵として
記号化印象化されたものに〜描けているのか、とゆーと描けてないところ。
つまり映画見た人からも見てない人からもピンと来ない失敗作ってこと。
敗因は目の記号化がありきたりで凡庸なとこ。
映画:私は楽しめて観ましたのでオススメしますが、このタイトルで
ググると『シルバー・サドル 新・復讐の用心棒』『カリフォルニア〜ジェンマの復讐の用心棒』
とジュリアーノ・ジェンマ出演のマカロニ別作品ばかりヒットするので注意。


2/25『フェイズIV戦慄昆虫パニック』リン・フレデリック(ケンドラ)
*長い髪が顔にかかってる人で、顔のパーツが髪に隠れてる場合がある。
この場合、髪で隠れているようにパーツを一部(または全て)描かないか、
髪の下が透けているように髪に構わずパーツを描くか二つに別れる。
どちらが良いのか。
下書きをして描くのならどちらでも構わない。下書きせずに描くなら
髪で隠されたように描くと絵自体のインパクトはあるが、
髪に構わずパーツを描いた方が失敗は少ない。
」です。
髪のラインでパーツを一部(または全部)描かない、とゆー余計な
意識が入るし、実際線を引く作業にも差し障りが入る。
パーツの形はまだしも配置をミスる原因になるからです。
この絵がそう。ロングヘアーで隠されているように、輪郭の両サイドと
両目の端を描いてない。しかしそこに意識が行ってしまって配置を間違えている。
目と目の間の距離、本当はもっと距離があるように配置しなければならなかったのに。
髪で一部を隠すように描いて、絵の見た目としてのインパクトは出てるが、
肝心の似顔絵としてのLooklikeが下がってしまってるようではいただけません。
映画:埋もれた傑作SF映画。その不遇さはこの邦題の酷さで察せられます。


2/26『うず潮』石丘伸吾(見合いの男)
*この人描いたの覚えてる。ちょい役だったのだが、それがもう本当に
小さい写りの激脇役。あまりの扱いの小ささに逆に覚えてしまった。
描いた絵は自分で再見するまで覚えてなかったが、やはり苦しんでるのは分かる。
写りの悪い映像素材(写真など)から描いた絵だなーって。
似てるかどうかの判断さえ難しいと思いましたが、ググって観ました。
数点この役者さんの写真を発見したが、やっぱ写りが小せー!
うーん、もっと凹凸のある潰れてるような、いかにも脇役男顔だったか。
役では見合いをする男ってことでパリッとした格好してたし、いい男の方に
寄ってしまってたか。まあまた描く機会があれば,,,ってあるのでしょうか?
映画:林芙美子自伝原作の林フミ子役吉永小百合主演のさゆりさゆり映画。
と思いきや、父親役東野英治郎のダメっぷりが光りに光り小百合を喰っていたのでした。


2/27『越後獅子祭り やくざ若衆』北漣太郎(手代 茂七)
*この人に至っては、ググっても何故か大杉漣の顔しか出てきません、
くらいのネームバリューの役者さん。良い男ではあるのにね。
似てるかどうかの判別もつかなければ、絵自体も
ちょんまげしたちょっと良い男ってだけのイラストに堕してる。
何も言うこともない素作。
映画:いかにも長谷川伸原作って感じの股旅もの。お約束通りの話だが、
キャスティングが絶妙で地味な小さい映画ながら面白い。かつての東映の俳優層の厚さに唸る。


2/28『疾風小僧』守屋浩(歌手 森野)
*顔だけでなく身体も描くのは効果的な技。
ではあるのだが、こうなるとモロに画力の世界。
下書きをしないのであれば尚更。
まあ正確に言うと本当に絵の上手い下手勝負ではなく、
どれだけ描き慣れてるかどうかの量の差。
あらかじめある程度のパターンを積み重ねておけばok。
と言っておきながら、この絵の身体は酷い。下手。
是非積み重ね精進しましょう...。
映画:日活映画ファンにはオススメです。そうでなければスルーした方がいいでしょう。


今週の一枚。失敗の見本として。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
posted by にがおえやさん at 10:24| Comment(0) | 映画似顔絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月22日

2019/2/15-21らくがき似顔絵解説

ぽりすけのらくがき似顔絵解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


2/16『前科・仮釈放』杉本エマ(ゆかり)
*「頬骨の位置が高過ぎる。目の横あたりにあるじゃん」な
絵になってますけど確かに。これは(覚えてないけど)ワザと
そう描いてる。理由は強調するため。あえて普通じゃ無い「変」に
描いてる。まあ似顔絵ってそーゆーもんだけど。
映画:渡哲也主演の日活ギャング(ヤクザ)映画の傑作といえば
「紅の流れ星」なのですが、その夢よもう一度ってところでしょうか。


2/18『前科・ドス嵐』伊藤るり子(友子)
*絵を見ると「キツそうな丸顔女」なのですが、どうも嘗てはアイドル路線な
女優さんだった方のようです。しかし今作はヤクザの情婦と汚れ役。
デビュー数年でこんな役が回ってくる程昔の映画製作数は凄かったと分かります。
顔も雰囲気もちょっとアイドル的役してたとは微塵も感じられなく、
経年・環境などで人相は変わるものなのだと思わざるを得ません。
映画:前科シリーズ第二弾、にして最終作。意気込みに反して2作で終わっても
無理がない内容でしたが、日活の経営状態ってことにも関係あったかも。


2/19『青春喜劇ハレンチ学園』雷門ケン坊(山岸八十八)
*「似顔絵は目が重要」とは素人玄人問わず良く聞かせられる台詞ですが、
おそらく言ってる人は、目の形のことを言ってるんでしょう。
形も重要ですが、見落としがちなのは配置。
形をどう描こうか考えるあまり配置を間違えると似ても似つかなくなる。
形を工夫しなくとも、配置さえ合ってさえすれば、似させることは出来る。
よって最低どちらか取れと言われたら『形<配置』です。
目だけではなく顔の中のパーツはみんなそうだと思ってよいでしょう。
映画:教師陣のキャストは(観る人によっては)豪華そのものなのだが、
主役の山岸八十八役の雷門ケン坊。原作を読んだことのある人がプロデューサー
だったらとても出来ないキャスティング。


2/20『リオ・ロボ』ジャック・イーラム(フィリップス)
*完全に絵が本人に負けてる愚作。まず用紙を横にして描いてしまった
ところから問題。顔が縦に長い人なのに、横長用紙で顔が描ききれてません。
映画:「赤い河」から続く四部作、らしい。別に繋がってる話ではなかったです。


2/21『巣立ちのとき 教育は死なず』佐瀬陽一(高田陽二)
*子供から大人になる過程の、ミドル〜ハイティーン層。
幼くもなく大人とも言えない年代を教え子に描かせたりすると、
うかとすると、幼すぎたり大人すぎたり描いちゃってる。
これもまた顔内パーツ配置が、そして顔の凹凸もまた重要。
映画:落ちこぼれ学園での熱血教師もの。とゆーより、
長野県の長野県による長野県高校教育自慢映画。


今週の一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
posted by にがおえやさん at 10:46| Comment(0) | 映画似顔絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月15日

2019/2/8-14映画らくがき似顔絵

ぽりすけの映画らくがき解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
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2/9『サンタフェ』ビリー・ハウス&オーリン・ハウランド(運転手&釜焚き)
*一枚の用紙に複数人描く場合。人と人の間が空くより
詰めて描いた方がいい。1枚に入れるってことは、その人たちが
家族・友人・恋人など近しい間柄とゆー事が多いはずなので、人間関係の近さを
出すために人物間の距離が近い方がいい。多少重なってもいいので。

映画:主役ランドルフ・スコットがアメリカ大陸に鉄道を敷く映画。
なのですが、この主役がもう滅茶苦茶悪事を働いてるのに、
正義の主人公ってのが全くもって納得いかないアメリカンマッチョ西部劇。


2/10『竹取物語』竹田高利(安倍の右大臣)
*また線が汚ねー絵だなあ。原因の一つは大きく描かなきゃ
いけなかったって事だろう。(まあ下手って事が一番の原因だが)
下書きなしでサイズを大きく描くときは皆さんも気をつけましょう...。

映画:かぐや姫は沢口靖子で宇宙人でした、なことと未知との遭遇
UFOパクリで有名な映画ですが、それより観てて気になったのは
ピーター・セテラの主題歌と全く老人に見えない三船敏郎の爺さんっぷり。


2/12『赤い河』ノア・ビアリーJr(バクスター)
*(分かる人は殆ど居ないと思いますが)似てるっちゃぁ似てるが、
只それだけの駄作。絵を見ても何が言いたいのか分からないし、
面白くも何ともない。全くもって「こんな絵は描くな」と教え子には言うくせに
このザマ。申し訳ない。

映画:ラストシーン。普通なら死ななきゃおさまらないはずのジョン・ウェイン。
なんか死ぬことにケチをつけたそうでこんなラストになったらしい。
観ててなるほどの違和感。


2/13『復讐のガンマン』ニエベス・ナバロ(未亡人)
*これは...失敗作ですな。今見ると。失敗してるのを描いてる時は気づいてなく、
描いてるうちに元の顔を忘れてるタイプの失敗。
「下(用紙)ばかり見てて描くべき人間を見てない」
とも教え子に言ったりしてますが、自分がやってるとゆーザマ。
もうホント申し訳ないです。

映画:渋いリー・ヴァン・クリーフ主演のマカロニウエスタン。なのですが
今作に限っては剽軽な兄ちゃんトーマス・ミリアンに喰われまくってます。


2/14『残虐全裸女収容所』ヴィック・ディーアス(看守ロッコ)
*表情が豊かな人。しかもいろんな表情が描く対象として魅力的
だったりすると、逆にどの表情の時の顔で描くのか迷います。
迷うから又は勝負を避けるような、真顔で描くのはダメ。
どの感情の時の顔で描くのか絞る。(簡単にここでは書いてますが、
実際その時になると迷うものなのです。)
どの時を切り取ってもその人ではあるのですから、臆せず『決める』。
描かなかった表情の時の絵は又別の機会で描けば良い、くらいな気持ちで。

映画:全裸になるのは脇役が一瞬チラッとだけ。残虐なシーンはほぼ無い。
安い予算と寒いギャグ。女の人は勿論ですが男の人も楽しめません。



今週の一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
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2019年02月08日

2019/2/1-7映画らくがき似顔絵

ぽりすけの映画らくがき解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


2/1『化石の荒野』竹井みどり(ホステス)
*竹井みどり、さんなのでしょうか?この人、、、。
全く責任感ないこと言ってますが。
なんか記憶にある竹井さんと全く違う顔に見えますが、
記憶の方が間違っていたのか、キャスティング情報のミスなのか、
こうゆう事がたまにある。でも実は本人でしたってこともある。
出番の少ない役でロクに映らず、且つその人のイメージと違う役を
やってる場合ってこともあるので困る。
何にせよ映画に出てたその時のその人(顔)で描くしかない。
結果、額面上をなぞっただけの写実か役のイメージを投影しすぎた、
役のキャラをイラスト化しただけのものになる。つまんないものに。
竹井さんをまた別の機会で描くしかないですな。
映画:80年代カドカワ映画屈指の不入り作。見れば無理もないと思えます。


2/2『時代屋の女房』中山貴美子(ユキ)
*女の人をどこまで酷く描いていいのか?
男女差男なく好きなように描いていいです。
ただし対人客用似顔絵では駄目なのは当然として、対象人を貶めるだけの
不快なだけなのも駄目。これも男女差なく。
映画:主演の夏目雅子を鑑賞するシャシン。


2/3『待つなジャンゴ 引き金を引け』ペドロ・サンチェス(バリカ)
*顔中ヒゲ面の人。ヒゲ自体で顔が隠れてるから困るとゆーより、
ヒゲによって自分のキャラ作りをしている。
似顔絵は何を『感じて』描くのかが重要なわけですが、感じるも何も
「私はこーゆーキャラです」と顔に示してあるわけ。楽といえば楽だが、
もう筋道を立てられてしまってるような強制感が描く方にはある。
ワル・大らかな人・寡黙・野生的、大体こんなあたり。
今回はワル。よってそんなんで描いてある。描かざるを得ない。
映画:凄腕ガンマンマカロニウエスタン。なのですが、今作の主役は強すぎる。
相手が銃抜く前にもう抜いて撃ってるもんだから連戦連勝。
強いとゆーか、ガンファイトシーンの編集が下手すぎるだけでは。


2/5『アニー・ホール』キャロル・ケイン(アリソン)
*記号化印象化してありますが、線が汚いのが痛い。
下書きしてない絵の弊害が出た。下書きのしない線のメリットは、
したものにはない勢いが線に出ること。勢いがない線では意味は無い。
映画:凝りに凝った作りではありますが、家族での食卓シーンで
ずらり並んだ家族の中にクリストファー・ウォーケンが
座ってたのが一番笑えた。


2/6『鉄火場の風』近江大介(セールスマン)
*日活が誇る大部屋役者、らしい。何とかやってる役が特定できたので描けた。
が、まー扱いも写りも小さいこと小さいこと。コンセプトは
「仕事上だけでの微笑みと腰の低さのセールスマン」なのだが、
そこまでは描き切れていないのは、ほとんど写ってないから。
写りが悪いからって上記コンセプトを膨らませすぎると、サラリーマンのイメージを
絵にしたもの=イラストなだけになってしまいますから注意。
映画:タイトルは任侠ものですが中身は全く違う。石原裕次郎と赤木圭一郎共演が売りの
アクションもの。じゃあ面白いかとゆーとそれも全く違います。


2/7『探偵事務所23くたばれ悪党ども』井東柳晴(紅木)
*枯れ木のようなお爺さん、になる直前のオジサン。ってところでしょうか。
似顔絵での老人の境界線は、今の世の中との見解と同じってくらいでいいと思う。
もはや60代は老人ではないです。老い方にもよりますが70代でも
オジサンオバサンな意識で描いた方がいいって人もいます。
80代の人でようやく「老人を描く」って意識で良いと思う。
映画:鈴木清順の快作。なのですが個人的に気に入ってしまったのが、
いつもは強面悪役ばかりの土方弘がおとぼけキャラもハマってたこと。


今週の一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
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2019年01月31日

2019/1/22-31映画ラクガキ似顔絵解説

ぽりすけの映画らくがき解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


1/22『ブルークリスマス』新井春美(高松夕子)
*「似せるだけならパーツの形と配置さえ合ってれば似る」
とよく言うのですが。この『形』の中には大小も含んでいるんですが、
(自分も含めて)うかと大小は忘れがち。
似せるのには『パーツの形と配置と大きさ』と最近は言うようにしてます。
映画:面白いアイデアのSF映画。なのですが、そーゆー作品に合わせるためか、
普段の岡本喜八のキハチタッチは弱くなってる。


1/23『燃える昆虫軍団』ブラッドフォード・ディルマン(ジム)
*映画の前半と後半で全くキャラが変わってしまう役者さんを
描いたのですが、相当キテる後半のキャラで描いたところ、
完全に絵が負けてる。その上線も汚い。いいとこ無し。
映画:タイトルはバカですが中身は真面目。


1/25『新やじきた道中』上田寛(伝助)
*これまた汚い線。特に髪が酷い。髪の毛を描くと言えば、
髪型が難しいとか若い人から相談受けたりしますが、
「髪型なんてどうでもいい」と答えます。
独特の、または固有の髪型を売りにしてる芸能人とかでなければ
特に気にする事は無い。どころか髪型に拘わるのはマイナス。
髪など風吹けば変わる。帽子かぶれば見えなくなる。
髪型に拘るのは写実に捉えている証拠で似顔絵の真髄を解ってない。
映画:前半はドタバタ弥次喜多旅もので後半お化け屋敷的な
展開に突然なり、ちょっとついていけないところが。


1/26『紫右京之介 逆一文字斬り』渡辺美佐子(紫苑の局)
*着色するなら1色だけ、ってことにしてるこの一連のラクガキ。
この絵で色をつけたのは簪(カンザシ)を黄色くしてる。
何で??と自分でも意味がわからない。全く意味がない、どころか
この簪が重要な何かと思ってしまう。勿論全然そんなことないのに。
魔が差したとしか思えん。
皆さんも、色をつけるなら意味のある着色をしないと
こんなことになるのでこれを他山の石としてください。
映画:すっかり時代劇が廃れた1964年に、大河連続シリーズ化する気
満々で放たれた紫右京之介シリーズ。今2作目にして終了。


1/27『悪名一番』島田洋之介(預金者)
*ゴツイ人を現す。普通の人なら顔を描いて首を描いて肩を描く。
首が顔と体を繋いでいる描き方になりますが、
ゴツさを出すには顔と肩をくっ付けて描きます。
映画:困っている貧乏人のために正義の活躍をするカツシン&田宮。
すっかり便利屋バディシリーズものとなりました。


1/29『兵隊やくざ 強奪』平田守(郭)
*映画上ではなかなか美味しいキャラの脇役。役者さんも脇役として
美味しい顔つき。絵が負ける要素いっぱいです。で、出来はとゆーと
うーん。なかなか微妙。
映画:もうマンネリにもほどがあるこの映画シリーズ。第8作目にして
赤ん坊とゆー強力な新キャラを登場させることでしつこくシリーズ
継続を狙いましたが...。


1/30『三匹の牝蜂』林真一郎(義夫)
*似顔絵っつーより(下手な)マンガの1コマですか?な絵。
似顔絵とゆーより、映画で映ったその人物をマンガ化しただけですなコレ。
何でこんな絵描いたのでしょうか私は。病気してたか??
今週は本当に酷いものが多いが、駄作以下と言うより、もはやこれは似顔絵と言ってはいけない
ものとなっております、、、。
映画:脚本家の鳥居元宏。監督したのは3本だけだが、どれも傑作快作。



どーしよーもないのばかりな今週からの一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
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2019年01月24日

2019/1/15-21映画らくがき似顔絵解説

ぽりすけの映画らくがき解説。
最近はなるべく似顔絵の描き方などについても書くようにしてます。

映画タイトルは『 』内。続いて演じた人名。( )内が役名。
*後は似顔絵の解説。たまに映画の感想も。
(俳優、役者、タレント、有名人、無名人など人名すべて敬称略)


1/15『シン・ゴジラ』黒田大輔(原子力規制庁監視情報課長)
*なにがしかのパーツを左右非対称で描くのには理由は2つと思う。
実際に顔面内パーツ配置が非対称であるか、
または感情を描くために、実際はそうではない(またはそこまででもない)のに
パーツの高さや大きさを非対称に描く。
前者は見たままを描いてるだけだが、後者は感情を(似顔)絵に入れる描き方で
これこそが似顔絵と言える。のではあるが、非対称に描くテクニックは
なかなか他人に共感され辛いと思う。つまり描いた人間の思ってるほど似させている
と思われない結果になっちゃう。技術に溺れると足もとすくわれる。
映画:子供向けでない現代の怪獣映画。面白かったけど、特にゴジラ映画(シリーズ)と
しなくても良かったのでは??


1/16『小説吉田学校』樋渡紀雄(渡辺美智雄)
*押しの強そうな巨漢男=政治家の若き日の姿、って感じは
絵によく出てる。と言っていいと思うのだが、この樋渡さんって誰??
どうもこの役(しかも一瞬だけしか映らない)しか映画出てない様子で
役者なのかも怪しい。役上で演ってたのは実在してた政治家の渡辺美智雄ですが
ミッチーにも全く似てなく、謎のキャスティング。まあ有名人でも無名人でも
描く方には関係ないのですけども。
結論「映画に出てた役に見える絵だけど、こんな人出てたっけ?つーか誰?」
映画:ジャンルは自民党ヨイショ映画ってことでいいと思う。


1/17『玄海遊侠伝 破れかぶれ』美川陽一郎(義兄 正一)
*パッと見、飄々とした爺さん役者。この映画上の役も、
「飄々としつつも最後の肝心なところは締める大人なオジサン且つ善人」
と、美川さんとゆー人を描く前にまずこれだけのことは己の中で
押さえておかねばならない。パッとすぐ描いてはいけない。
まず何を描きたいのかを「決めて」から描くこと。
何度もここで書いてることなのですが。
映画:実在の人物吉田磯吉をモデルにした勝新太郎主演ヤクザ映画。なのですが、
気丈なヒロイン役安田道代が全てをかっつぁらっていきました。
吉田磯吉翁もカツシンもガッカリ。


1/19『清水の暴れん坊』木下雅弘(蕎麦屋の店員B)
*「引こうかどうしようか迷う線」ってのが時々発生します。
例えばほうれい線をちょっと描いてみようかな、とフッと考えて
しまったりする時がある。果たして当初の通りに引かないままの
方が正解か、新たに思いついたアイデアが正解か難しいところです。
正しくどちらが正解と断言することはできないと思います。
が、ここでは敢えてお悩みの皆さん(なんているのか?俺以外)のために
正解は、『線を引かない』と断言しておきます。
まずは、引かない。そして時間が経ってから(その時間は何日後でもいい時も
あるし、一瞬しかないこともある)改めて引くべきかどうか考える。
引いてしまった線は取り返せないので。
あと経験的にも思いつきで加えた線って蛇足的なカンジが多いってのもある。
映画:「清水から転任してきた石松とゆー名前のラジオディレクター、ふと入った
町の蕎麦屋が麻薬の運び屋で、そこから始まる正義に恋に友情にケンカアクションに
大暴れ」もうこの内容だけで素晴らしくバカ。ほんと昔の日本映画っていいですね。


1/20『実録三億円事件 時効成立』宗田千枝子?(主婦)
*宗田千枝子さん、って役者さんか全く自信が無い絵です。
役を誰が演じていたか特定できなかった。そっちばかりが気になって
特に言うこともない。人中から上唇、口と前歯が一体化したような線が
面白いっちゃ面白い。
映画:実際時効直前に封切られてた映画。ノンフイクションでも何でもなく、
綿密な取材にも基かなく、もうその時その一瞬の話題のためだけの
これこそがTHE際物(キワモノ)映画。あっぱれと言えます。


今週の一枚。
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プロ似顔絵師ポリスケの『にがおえやさん』
posted by にがおえやさん at 15:37| Comment(0) | 映画似顔絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする